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『日本書紀』に記された「古(いにしえ」)」「未」「渾沌」「牙(きざし)」の概念を拠りどころに永遠の存在としての”国常立尊”を考察。また『続日本紀』に書かれた”中今(なかいま)”の思想を手掛かりに、未来(未生)が一瞬の今を経て、古の過去(已生)に連なっていく時の移ろいについて照査する。『日本書紀』や『続日本紀』の文献解釈を主としつつ、アウグスティヌスからロジャー・ペンローズに至る西欧思想をも援用しながら「時間構造」という難解なテーマに迫る。『日本書紀の祈り』(2018)、『日本書紀の系譜』(2020)につづき『日本書紀』を複眼的に読み解く試み。
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出版社からのコメント
『日本書紀』に記された「古(いにしえ」)」「未」「渾沌」「牙(きざし)」の概念を拠りどころに永遠の存在としての”国常立尊”を考察。また『続日本紀』に書かれた”中今(なかいま)”の思想を手掛かりに、未来(未生)が一瞬の今を経て、古の過去(已生)に連なっていく時の移ろいについて照査する。『日本書紀』や『続日本紀』の文献解釈を主としつつ、アウグスティヌスからロジャー・ペンローズに至る西欧思想をも援用しながら「時間構造」という難解なテーマに迫る。『日本書紀の祈り』(2018)、『日本書紀の系譜』(2020)につづき『日本書紀』を複眼的に読み解く試み。